犬と猫の自然療法研究所Emily's lab.

犬と猫の自然療法研究所
Emily's Lab.所長

高橋 恵美

静岡県沼津市で、クリサジークのメイサ、ドーベルマンのバンブルビー、保護猫兄弟ぐりとぐらと、大好きな海や富士山に囲まれ、豊な自然とともに暮らしています。

自然療法を使ったホームケアから、日々のご飯、歯磨きと、さまざまな視点から研究し見出した”動物たちの健康寿命を長くするためのメソッド”を、講座・ワークショップを通じてお伝えしています。

Emily's history

自然療法との出会い

薬で症状を抑えるだけの治療に疑問を持ったことで出会った自然療法

子供たちが小さかった頃、アレルギーや中耳炎で悩み、その度に病院を受診していました。

でも、薬を使って治ったと思っても、また風邪をひけば同じ症状の繰り返し。

薬で症状を抑えるだけの治療に疑問を持ったことをきっかけに、ジャン・ヴァルネ博士の正式な継承者でありフランス式アロマテラピーのパイオニアである日下部知世子先生のもとで学びはじめました

犬と猫の自然療法研究所Emily's lab.

2006年から約7年間、メディカルにも使えるフランス式アロマテラピーを学び、単なる知識だけでなく、自然とともに生きていくという哲学や、日々の暮らしを丁寧に豊かに生きるというライフスタイルも大きな影響を受け、それが現在の私の自然派な暮らしの基本となりました。

15年以上経った今も、日下部先生は人生の師であり続け人生の目標でもあります。

この頃、日下部先生の愛犬シナモンを預かったことがきっかけで、私たち家族と犬との暮らしがスタートしました。

先天的な病気を抱えたティーカッププードルを飼い始めたことで、ペットの自然療法をスタート

2010年、我が家にやってきた初めてのわんこがティーカップサイズのたった500gの小さなちいさなトイプードル。
ティーカップに入ったこの写真に惹かれてブリーダーから購入したのがマロンでした。

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ところが、繁殖の弊害から体が弱く、先天的な遺伝疾患を持って生まれてきたことがわかったのです。

多くの獣医師から「こんな弱い子はブリーダーに返すべきだ」、「長く生きられない子だから、悪いことは言わないから返しなさい」そう言われました。
でも、せっかく我が家にきてくれた子。
飼い主としてこの小さな命を守りたい、いえ絶対に守るんだ、そう決意したのでした。

1.6kgの小さな身体のマロンに、できるだけ病院やお薬に頼らずに飼い主として何かできることはないか?
そんな想いから、ペットの自然療法や栄養学を学び、飼い主としてできることを日々実践しはじめました。

Emily's history

犬ご飯を見直したきっかけ

犬ご飯を見直すきっかけとなったドッグトレーナーの衝撃の言葉

病気を抱えながらも元気に成長してくれたマロン。
1歳をすぎた頃からドッグトレーナーについて、トレーニングをスタートしました。

紹介してもらったドッグトレーナーは、それはそれは厳しい方で、犬のトレーニングより、飼い主のトレーニングが多く、犬には優しく飼い主にはとても厳しかったのです。

マロンがいつもご飯(ドライフード)を残しているのを見て、トレーナーが私に言った一言
「犬にとっての幸せは、食べることとお散歩すること。
その中の一つの、食べることが全然楽しそうじゃない。
みてよ、毎回こんなに残してるじゃない!
この子にとって、ご飯が楽しくないってことは生きる幸せの半分を奪っていることなんだよ。」

“幸せを奪っている”
その言葉がグサッと胸に突き刺さりました。

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飼い主が満足するご飯ではなく、愛犬が喜ぶ顔を見せるご飯を探す

それまでの私は、犬=ドッグフードで、オーガニック・国産・プレミアムフード・獣医師推奨の素材が安心と信じ、添加物が少なくいフードを探し続けマロンが食べなくなると、また他のフードを買うという繰り返し…

まさにフードジプシー。キッチンには、食べかけのドッグフードが山のように溜まっていました。

「いくら素材にこだわったプレミアムフードだって、楽しく、美味しく食べてなかったら意味ないじゃん。
マロンが喜ぶ顔が見れるご飯を探せ」と、トレーナーから厳しく言われました。

ドッグフード以外のものなんて食べるはずないと思っていたのに、
マロンはトレーナーが持参する手作りおやつを、今まで見たことのない顔をして喜んで食べたのです。
「え?ササミとか、レバーなんて食べていいの?」そんな疑問いっぱいの私とは対照的に、
食が細いと思っていたマロンが、ささみジャーキーをパリパリ食べ、レバークッキーを口いっぱい頬張っている。
その姿を見て「これだ!この嬉しい顔が見たいんだ」と心から思ったのです。
そこから、犬の栄養学を学び始め、マロンのご飯探しの旅がスタートしたのです。

“食べたもので身体はできている”の言葉通り、手作りご飯で犬たちに変化が

マロンのご飯を手作りしてみよう!そう決意したものの、何をどうやっていいのかさっぱりわからい…
そんな私が書店で手にした1冊の本が、獣医師 須崎先生の手作りごはんの本でした。

赤ちゃんの離乳食に似た感じの手作りごはんは、作りやすく簡単に取り入れることができました。

犬と猫の手作りご飯講座

須崎先生の講座を受講しながら、違う分野の先生からも学んでいた時に知った「自然食」という考え方。
犬猫のもつ食性を生かした、まさに自然な形で食べるという考え方

その自然食のパイオニアである獣医師本村伸子先生に師事し本格的に自然食を学ぶスペシャリティ講座を受講。

犬、猫ができるだけ自然のままの食事ができる方法
肉・魚を内臓、骨も丸ごと生で食すという、かなりハードルが高い内容。

究極のスペシャルフードは丸ごと生で食べるうずら。

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かなり衝撃的なビジュアルに反して、犬たちは艶々になり
引き締まっていくボディーはまさに「食べたもので身体はできている」の答えそのもの。

ドーベルマンを迎えた時は、さすがに大型犬を生食で育てる自信がなく、一度はドッグフードにしたのだけれど。
やっぱり体の作りや艶やかさが全然違う。

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お腹が弱くて下痢をすることも多かったので、思い切ってドーベルマンも自然食に切り替えたところ
お腹も丈夫になり、黒光りする艶やかな毛に生まれ変わったのでした。

保護猫兄弟のぐりとぐら。
猫はなかなかご飯を変えるのが難しく、食べるものにとてもこだわりが強いと聞いていたものの
ぐりとぐらも、我が家に迎えてから自然食に切り替えることができ、今では、大型犬・極小小型犬・猫とみんな同じ自然食を食べています。

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愛犬・愛猫のため学び続ける栄養学

自然食の学びだけでなく、
プラーナ和漢自然医療アニマルクリニック森獣医師 犬の食事療法インストラクター師範養成講座を履修。

米国にてLVT免許(動物看護師)を取得・犬猫のホリスティック栄養学のスペシャリスト荒木幸子先生から栄養学の学びを現在も継続しています。

犬と猫の手作りご飯講座

溢れる情報の中で、目の前の子にあった食事を見つけるための研究はライフワークになっています。

★このご飯が最後になったとしても悔いのないご飯
★犬ねこたちが生きる幸せを感じられるご飯
★1日でも長く生きられる長生きご飯
を目指し、日々研究中です。

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クレイテラピーとの出会い

愛犬の脱臼手術を避ける方法を探し、出会ったクレイテラピー

クレイテラピーは粘土療法とも呼ばれ、クレイと呼ばれる粘土鉱物を使ってさまざまな不調を楽にしたり、皮膚のトラブルをおさめたりする自然療法の一つです。

マロンの先天的な膝蓋骨脱臼の手術を避けるために何かできることはないか?
と探した時に出会ったのがクレイテラピーでした。

海外では馬の怪我の治療にクレイを使った粘土療法が用いられることもあり、動物の不調や怪我、皮膚のトラブルにクレイが使われていると知り、マロンにもクレイは絶対に良いはずだと、クレイテラピーを学ぶことに決めました。

犬と猫のクレイテラピー

動物へのクレイを研究し、我が家の犬猫に欠かせない存在に

その頃は、動物向けのクレイ講座はなかったのですが
クレイテラピーの第一人者アロマフランスのドミニック先生からクレイを学び、まずはクレイテラピストの資格を取得。

人間へのクレイテラピーを基本に、「動物たちにもクレイを活かしたい」と強く願い、動物へのクレイを試行錯誤して6年。
マロンをはじめ、我が家の犬猫の暮らしにクレイはなくてはならない存在になりました。
マロンも手術を受けることなく、最後まで自分の足で歩いてました。

犬と猫のクレイテラピー

皮膚のトラブルを抱えた子、病院が苦手な犬猫に、クレイを使ってみたいという問い合わせが多くなったため
動物たちに安全なクレイの使い方を学ぶ講座を作りはじめ
アロマフランスの講師資格を取得し、ドミニック先生の協力のもとようやくアニマルクレイ講座が完成しました。

現在では、北海道から沖縄まで全国で、アニマルクレイ講座を学んだアニマルクレイテラピストが活躍しています。

犬のクレイパック

Emily's history

歯磨きを決意した出来事

歯周病手術を受ける姿を見て、愛犬への歯磨きを決意

マロンには、できる限りのことはやったつもりでしたが、たったひとつの後悔が、歯磨きができなかったことでした。
その結果、マロンはひどい歯周病になりとてもかわいそうなことをしてしまった。

クリサジークのメイサも、マロンに負けず劣らず1.7kgのとても小さな身体。当然口も歯も小さく、なかなか歯磨きが難しい。
嫌がるから、歯磨きサプリを使っているから、こんなに小さな歯なんて上手く磨けないから…
そんな言い訳をして、しっかりと歯磨きをしなかった結果、歯科専門動物病院で数本の抜歯手術を受けることになってしまいました。

犬と猫の歯磨き講座

その病院は、手術の様子をガラス張りの部屋で見ることができたのですが、
麻酔をかけられ、ぐにゃんと横たわるメイサの姿を見ながら、本当に申し訳なく、
ちゃんと歯磨きしてあげなかったから、こんな手術を受けることになってしまって、
ごめんねごめんね・・と泣きながら謝りました。

その日から、言い訳しないで本気で歯磨きをするようになりました。
たかが歯磨きじゃないんです。歯の健康を守ることが、大切なペットたちが長生きする近道

泣きながら見た、手術を受けるメイサの姿。
もう2度とこんな思いはさせたくない!
リスクを伴う手術を受けることなく過ごしたい。
「人もペットも歯が命」
だからこそ、私は歯磨き講座を開催しているのです。

犬と猫の歯磨き講座

いつ別れの時が来ても後悔のないよう、1日1日を大切に過ごす

私の軸になっている想いの中のひとつ、「毎日が誕生日のようなスペシャルな日でありたい」。
この想いは、2歳になったばかりで突然失った愛犬ルパンの死がきっかけです。

プードルなのに耳がピンと立っていた不思議な姿のルパン。賢く、健康そのものの元気な子。
定期検診では「オオカミのような首の強さだ」と言われるほどでした。

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そのルパンが2歳のお誕生日を迎えたばかりの時、お散歩中の事故で、一瞬でこの世からいなくなってしまいました。
ほぼ即死で、私以外の家族はお別れの言葉も伝えられずにルパンと別れることになってしまいました。

昨日までこんなに元気だった子も、一瞬でいなくなってしまう。
この出来事をきっかけに、いつ別れの時が来ても後悔のないよう、1日1日を大切にしよう。

その想いはずっと大切にしています。

うちの子も、外の子も、犬も猫も、みんな大切な命。命を大切にする保護活動をスタート

コロナ禍の中、ふとしたきっかけでお手伝いした猫の保護活動。
いろんな偶然が重なって、我が家に来ることになった白猫兄弟の名前は、ぐりとぐら
この子たちとの出会いが保護活動をする大きなきっかけになりました。

正直なところ、今まで猫の保護活動についてほとんど知らなかったのに、ぐりとぐらを迎えたことをきっかけに、全く経験のない私でもできる保護活動を始めることになりました。

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私ができることは、ものすごく小さなことだけど
それでも1歩づつ前に進んで保護活動を続けていこうと思っています。

うちの子も、外の子も、犬も猫も
みんな大切な命
その命を大切にする活動を、これから続けていこうと思っています。

犬と猫の自然療法研究所Emily's lab.

犬と猫の自然療法(ホームケア)を学べる講座を開催しています

大切な愛犬・愛猫の健康寿命を長くするための自然療法(クレイテラピー・手作りご飯・歯磨きなど)を学べる講座を開催しています。

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